戦後日本の経済成長率(名目GDP、実質GDP成長率)

戦後の日本(1947年以降)における名目GDP成長率および実質GDP成長率を見てみる。

利用したデータは、

戦後日本のGDP統計に関して詳しくはこちらの記事を参照

経済企画庁[1966]『昭和40年版 国民所得白書』では1930~1944年の国民総支出のデータも入手することができる。

内閣府によって毎年出されている『年次経済財政報告』には「長期経済統計」が付されており、その中で1955年度以降の名目GDPの額、および名目GDP・実質GDPの成長率が載っているため、便利である。長期的にGDP統計を見ようとすると、SNAの体系の変化などにより、途中で基準が変わってしまうという問題があるが、この「長期経済統計」では、「異なる基準間の数値を接続するための処理を行っている」とされている。

終戦直後には激しいインフレーションが生じていたことにより、名目成長率で見ると非常に高い数字となっている。グラフに表示しきれないため、別に表として表示しておいた。

戦後の実質GDP成長率の推移を見ると、1973年の第一次オイル・ショックまでは「高度成長期」と呼ばれるように、10%近い平均的な実質成長率が続いていた。第一次オイル・ショック以降からバブル崩壊前の1980年代までは、4.5%程度の平均実質成長率が続いたが、バブル崩壊以降の30年弱の間は、1%程度の平均実質成長率にとどまっていることがわかる。

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